グリーで働くパパママストーリー

会社ではサービスの企画立案やプログラミングをし、家に帰れば食事の準備や子どもをお風呂に入れて……。働くパパママ社員は、子育てと仕事の両立に日々奮闘しています。そんなパパママ社員を支えたいと、新しい人事制度を導入した斧が、3名のパパママ社員とグリーならではの子育て支援について語ります。

interviewer

斧 佳代子人事本部 人材育成チーム マネージャー
2011年入社。経営企画にて海外拠点の現地法人立ち上げに従事。その後結婚、出産を経て2014年4月に職場復帰。復帰後は人事本部にて、社員とその家族を支援する「GREE Family Support」の企画・立案を行い、約2カ月という異例のスピードで導入した。

chapter01 社員も家族も支えたい。「GREE Family Support」のはなし

interviewee

田村 真梨子Japan Game事業本部 ハコニワグループ マネージャー
2009年にWeb制作会社からグリーへ出向し、2010年入社。2012年に第一子を出産し、約1年間の育児休暇を経て2013年に職場復帰。現在はソーシャルゲーム「ハコニワ」を運営するグループのマネージャーを務め、さまざまな勤務形態の社員をマネジメントしながらゲームの改善、イベント企画など幅広く業務を担当する。

田村いつか聞こうと思ってたんですけど、なんで「GREE Family Support(グリーファミリーサポート)」を導入したんですか?
GREE Family Support

斧私も経験があるからよく分かるんですけど、出産後って子どもが急に熱を出したり、登園禁止になったりとかで、会社に来れないことが結構あるんですよね。

田村まさに私もそうでした。子どもが一時期入院してたのですが、全然出社できなくて、有休をたくさん使っている状況で……。

斧そうそう。何かのタイミングで田村さんの有休日数を見てみたら、全然残ってなくて。それで改めて他のママ社員も調べてみたら、みんなは有休が結構あったんです。それで、有休が普通に使えていないんだって事に気づいたんです。子どもに何かあった時のために、みんな使わないんですよ。

田村なるほどなるほど。私もそう思って有休を使わずに残してたのでよくわかります。

斧子ども含め、家族のために取れる休暇を別で設けることで、有休をもっと自由に使えるようにしてあげたいと思ったんです。あと、子どもって風邪が治って元気でも、様子見で登園禁止になる場合もありますよね。そんな時でも、有休を使わずに家で仕事ができたら、と思って「ファミリー休暇」や「ファミリー在宅」などの「家族を支援する」制度を導入しようと思いました。
ファミリー休暇
ファミリー在宅

田村そうなんですね。今では制度として会社がしっかりフォローしてくれるから本当に助かっています。

斧介護とか、家族の入院とか、いろんな理由でみんな使ってくれてるみたい。奥さんが妊娠中の男性社員は、その検診の付き添いとか。

田村それだけみんな活用してるってことは、やっぱりニーズがあったってことなんですね。

斧会社が大きくなるにつれて、いろんな人が働くようになったからね~。子どもがいる中途入社の方や、ご両親と暮らしている方も増えてきて、全体的に働く人たちのライフステージも変わってきたのかなって思います。

田村確かに5年くらい前はほぼ20代独身、働き盛りの集団で、昼夜問わず目標に向かって全力で仕事する!っていう感じの、いわゆるベンチャー企業でしたね。

斧配偶者の有無に関わらず、こういう制度を通じて、社員に「家族を大切にしている会社だ」っていうメッセージを発信することは、心の安心にもつながるし、とても大切なことだと思ってます。

田村ちなみにこの制度、どうやってつくったんですか?

斧まずはママ社員一人ひとりに30分くらい時間を取ってヒアリングしました。ほぼ全員と話したんじゃないかな。あとは他社にも話を聞きに行きましたね。5、6社くらい。

田村初めてのことばかりで大変だったんじゃないですか? でも、導入までのスピードが早かったのを覚えています。

斧約2カ月ですね。会社の制度のことなので、最終的には役員間での人材に関する議論にまで話が及んで。もちろんさまざまな意見を頂いたんですけど、やっぱり必然性があったから、経営陣の皆さんにも理解してもらえたし、すぐに導入できたんだと思います。

田村すごい! そんなに早かったんですね。

斧このスピード感もグリーならではですね。あと、制度は導入して終わりじゃなくって、みんなに活用してもらわないと意味がない。今後は、その時々の状況に合わせて、柔軟に制度を変えていけたら良いなと思ってます。

田村そういえば、最近グリーが「子育てサポート企業」に認定されたって聞きましたよ!

斧今年の2月に取得した「くるみんマーク」のことかな?これは育休の復帰率や男性の育休取得者などの計画を達成してるかなど、厚生労働省が定めた一定の基準を満たした企業だけが認定されるんです。
グリー、子育てサポート企業として「くるみんマーク」を初取得
- 社員のライフステージに合わせて、子育て支援を拡充 -

田村へ~。私が入社した当時とは、本当にいろんなことが変わってる(笑)。

斧これからもいろんな意見を集めて、みんなが長く働ける会社にしていきたいですね。

次世代育成支援対策推進法に基づき、行動計画を策定した企業のうち、行動計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業が申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けることができる。この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」。現在約1,800社が認定を受けている。

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chapter02 長い休みも自分次第で学びになる。育児休暇を取得したエンジニアのはなし

interviewee

森田 想平Japan Game事業本部 データエンジニアリンググループ シニアマネージャー
2009年入社。データ分析環境を整えるエンジニアチームのマネージャーを務めていたが、第一子の妊娠がわかったタイミングで育児休暇の取得を決意。2014年1月から約半年間、育児に専念し、現在はデータエンジニアリンググループのシニアマネージャーとして活躍中。

斧森田さんはグリー男性社員の中で、エンジニアとしては初めて育児休暇を取得した社員になるんですけど、なぜ半年間育休を取ろうと思ったんですか?

森田僕自身、子どもが好きなのと、子どもがいる友人から最初が結構大変だよって前から聞いていて。特に「最初の半年だけでも、旦那さんがいるのといないのとでは、奥さんへの負担が全然違うよ」と、あるお母さんから言われたのが決定的でした。

斧みんな大変なのは一緒ですね~(笑)。でも休むにしても、それまでの仕事の引き継ぎとかもあったと思うんですけど、チームにはどう伝えたんですか?

森田上長と定期的に1on1(個人面談)をやっているんですけど、まずはそこで半年間休みたいとはっきり伝えました。ちょうど仕事的にも一区切りついたタイミングだったんですよね。チームメンバーにはそれからですが、どちらも取得する2~3カ月前くらいに伝えました。彼らの理解とサポートには本当に感謝しています。
GREE Personnel Coaching Program

斧正直なところ、半年後の復帰に対して不安に思うこととかありませんでした?

森田そうですね。不安が全くなかったと言ったら嘘になりますが、5年近くグリーで働いていたので、半年後の会社における技術的な変化や、世の中のWEBの流れは何となく予測できたので、大丈夫だと思いました。でもいざ戻ってみたら、思ったよりいろんなギャップがありましたね(笑)。

斧どんなギャップがあったんですか?

森田例えばコーディングにかかる時間とか。育児休暇を取得する前からマネージャーをしていたので、もともと自分でコードを書く機会は減っていたんですが、復帰後は思ってた以上に時間がかかっています。

斧子育てとプログラミング、まったく違う脳みそを使ったと思うんですけど、育休中はやっぱり家事と育児を中心に?

森田はい。どちらかと言うと料理や洗濯などの家事担当でした。あとはモンテッソーリという、子どものための教育法があるのですが、それの教員向け講座も受講してましたね。

斧へ~。子育てにも関心が高いんですね。

森田エンジニア以外の世界にも目を向けて、自分の視野を広げたいと思っていたんです。いい機会だから全く違うことをしてみるのもいいかなと思って。それと、親が保育士なのもあって、子育てへの関心がもともと高いのかも知れませんね。

斧育休中は会社の仲間と連絡は取り合ってたんですか?

森田直接連絡を取ることはあんまりなかったんですけど、時々SNSに写真を投稿してました。仲間たちも投稿してたので、何となく会社の雰囲気を知ることもできました。復帰するにあたって、そういう情報を事前に知ることができたのは良かったと思います。

斧なるほど。実際に半年間育休を取ってみて、どうでした?

森田本当にリフレッシュできました。それと、実際に育児をしてみて、子育ての先人たちが口々に言っていた「大変さ」が、身にしみて理解できたと言うか(笑)。後は空いている時間を使って、新しい技術に関する論文を読んだり、実際に自分で手を動かして、普段の業務では使わないような技術にも時間をかけて触れたり、ってこともできたので良かったです。土日だけだと、なかなかまとまった時間をつくるのは難しいので。

斧自身のスキルアップという意味でも良い影響があったんですね。あと、子どもの成長を小さい時から側で見ていると、復帰後の育児の関わり方も変わってきそうですけどどうですか?

森田確かに育児がすごく自分事になってますね。土日も子どもと遊ぶんですけど、相手をするというより、自分も一緒に楽しんでいる感じです。

斧半年間の育休を経て、仕事と家庭の優先順位は変わりましたか?

森田育休取得の有無に関わらず、やっぱり子どもが生まれると家族のことを考えることが増えますよね。もちろん仕事も大事だし、やりがいもあって楽しいんですけど、これからは家族で幸せに暮らしていくために働くんだって、自分の中で仕事をする意味が明確になったというか。

斧うんうん。

森田全ての男性社員が育休を取る必要はないと思いますが、もし迷ってる人がいるなら、思い切って取ってみるのも良いんじゃないかな(笑)。少なくとも僕は半年休んだことで、多くの学びを得ることができましたし、今のグリーはそれをサポートしてくれる制度が整っていると思います。

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chapter03 みんなで助け合いながら子育てをサポートしたい。グリー「パパママ部」のはなし

interviewee

小林 身江管理統括本部 財務戦略グループ
2005年入社。創業初期のグリーで、経理、財務、上場準備、内部監査など、管理業務全般を幅広く経験。2011年11月に男女の双子を出産し、約1年の育児休暇を経て2013年4月に職場復帰。復帰後はパパママ社員の交流をもっと深めて助け合いたいとパパママ部を立ち上げ、現在はママ代表としてプレママ社員のランチ会などを企画する。

斧グリーのパパママ部っていつできたんですか?

小林2013年の4月頃に私が育休から復帰して、半年くらい経った時ですね。最初はママ会から始まって、それがパパにも広がって、今は会社の公式クラブ活動にも認定されました。パパママ合同で活動するのは、年に数回ですね。
公式クラブ活動

斧2013年の4月って、育休から復帰した人が多かった時ですよね。それでママたちで立ち上げようってなったんですか?

小林よし、立ち上げるぞ!って意気込んで立ち上げたわけではなく、気付いたら自然とママさんたちが集まってた感じですね。いつのまにかそれが憩いの場になって。

斧当初は何人くらいで、どんなお話をしたんですか?

小林10人くらいかな~。その当時は「GREE Family Support」の様な制度はなく、みんなそれぞれに悩みを抱えながら、育児と仕事を両立させていた感じでした。
GREE Family Support

斧今と全然違ったんですね。

小林平均年齢も若くて結婚してない社員も多かったので、子育ての話を一緒にできるメンバーも少なかったし、ママ会で初めて子どもの話をした人も多かったかもしれません。日々の子育てでハッピーだった出来事を話したり、家庭と仕事の両立を頑張りすぎて、1人で悩んでたママたちの話をみんなで聞いてあげたり、いろんな話をしてましたね。

斧そういうママ社員たちの意見をたくさん聞けたのも、私が「GREE Famlily Support」をつくる時にすごい役立ちました。
GREE Family Support

小林それ以外では、小学校に入ったら学童保育はどうなの?お稽古事は何をやらせてる? とかそういう話もしながら。

斧ママたちは保育園のお迎えがあったりして、普段飲み会にもあまり参加できないから、こういったコミュニケーションの場が重要なのかも知れませんね。

斧今ではどれくらいの頻度でママ会をやってるんですか?

小林隔月でランチ会を開いてます。この間は人数も20人くらい集まって、ワイワイやってました。

斧今はどんな話をするんですか?

小林今は年上のお子さんを持つ先輩ママさんが、新米ママたちの良きアドバイザーとしていろんなヒントをくれたり、日々みんなが感じる悩みについて、解決できる情報や知識を共有したりですね。身近なところで言えば、帰宅後に食べさせる夕ご飯の支度は、みんなどうしてるの?とか。

斧初めての子育てだと、わからないことだらけですもんね。私も子どもが病気した時、先輩ママ社員の皆さんがいろいろ教えてくれて安心しました。ママ会の中で会社の制度をもっとこうしてほしい、って声あります?

小林そうですね。病気によっては子供が元気なのに登園許可が下りず登園できない場合があって、出社できない時が結構悩みの種です。「ファミリー在宅」を利用して在宅勤務もできるのですが、業務内容によってはその制度が合わない人もいるんですよね。その辺がカバーできたら、本当にうれしいですね。
ファミリー在宅

斧なるほどなるほど。自治体が運営するサービスもありますけど、すぐ定員が埋まってしまいますもんね。

小林そうなんです。似たようなサービスを提供している所は他にもありますけど、当然お金もかかっちゃうし。でも今は、斧さんがいろんな制度を導入してくれたおかげで、以前よりも働きやすくなったし、子育て中の社員も増えましたよね。社員と家族を大切にしていくカルチャーが、これからも根付いていくと良いなってすごく思います。

斧子育て中の社員だけではなくて、みんながこの「GREE Family Support」をもっともっと活用してくれるとうれしいですね。これからも、その時どきに必要とされる制度をつくっていきたいと思います!
GREE Family Support

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